食物繊維とは…
食物繊維(ダイエタリー・ファイバー)とは、食品中の成分のうち、人の消化酵素によって消化されない成分のことをいいます。
代表的な食物繊維としては、植物に含まれるセルロース、ペクチン、動物に含まれるキチンなどがあります。
ところで、でんぷんは消化されやすい糖質として知られています。したがって、通常は食物繊維には含まれません。
しかし、老化したでんぷんは消化されにくくなるため、難消化性の食物繊維とみなされます。甘味料としてよく使われるオリゴ糖なども同様に難消化性の食物繊維に含まれます。
このように食物繊維は、私たちが食物繊維として意識しているもののほかにも、かなり広い範囲に渡ります。「人の消化酵素では分解されない」ということが、すべての食物繊維に共通の性質です。
近年、食物繊維はダイエット・美容や健康によいものとして、また、特に便秘解消にはなくてはならない成分として広く知られていることと思います。しかし、ほんの30年ほど前までは、消化されないためにほかの栄養素の消化・吸収を妨げる食品として軽視されていたそうです。
現在では、5大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)に続く、「第6の栄養素」として重要視されています。昔は役に立たないものとされていた食物繊維ですが、現代社会においては、逆に食物繊維不足が問題になっています。
食物繊維に関する研究は盛んに行われており、最近の研究で改めてわかったこともたくさんあるようです。
そんな食物繊維について、いろいろとお話していきたいと思います。
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